ジュリンも良かったのだが、あまりにも再現性が高すぎてレコーディングと印象がそれほど変わらなかった。もちろんそれは動画で見ているからで、現地で見たらまた違った感動があるだろう。
で、ここ数日はこの「アドレナリン・ダメ」を繰り返し聴いている。12人で歌う曲を2人で歌っているのに物足りなさがないのが凄い。小片さんのソロ活動はほとんどチェックしていないのだが（MVくらい見たらいいいと思う）、少なくともつばき在籍時より歌が力強くなっているし上手くなっている。宮本佳林さんもソロやMilne で卒業後のJuice=Juice曲を歌っているが、小片さんもこうして離脱後のつばき曲を歌ってくれて嬉しい。
YouTubeのコメントにもあったが、つばきファクトリーを象徴する声はやはり小片さんで、楽曲にものすごくフィットしている。というか、彼女が歌うことでつばき曲っぽくなる。一方で佳林さんが歌うとJuice=Juiceになる。象徴する歌声なのは一緒だ。オリジナルに寄せないのが佳林さんのカバーなので、元との違いが楽しめる。リトルキャメリアンの歌割をそれぞれ歌っていて楽しいことこの上ないが、特に真琳さんの印象的なソロパートを両方とも佳林さんが歌っている。「とろけちゃう」とかめちゃくちゃ佳林さん向きなフレーズでさすがの仕上がりだ。真琳さんはこの動画を見ただろうか。どんな感想を抱いたか聴いてみたい。豫風さんのパートだけ少しオリジナルの歌い方を感じた。引力が強いのかもしれない。
アンニュイな小片さんとコケティッシュな佳林さんのコンビは「まるかりん」という愛称があるみたいだが、他にも色々歌っている姿を見たい。
