この世のもの

見たものと考えたこと

面白イイ話『助けてくれたおばあちゃん』【入江里咲】

入江さんのお話が良かった。


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入江さんがおっしゃるように、一般から入ってくる子がこんな子とは思っていなかったけれども、ほんとうにいい子が入ってきてくれた。屈託がないというのはこういうことなんだなと、冒頭の加入にまつわる話でも思った。そして画像のように笑顔の純度が高い。平和の象徴のようだ。話も想像以上に流暢だし、声も柔らかくて聴き心地が良い。ファンクラブ会員限定のラジオにも今後登場すると思うので、楽しみだ。

川名さんの話し方も相当好きだったけれども、それに続く発見のある回でした。ほかのエピソードも見てみたい。このシリーズはスタッフの方々の笑いも適度で耳障りでないのも良い。夢羽さんのときは頑張って話を拾っていたが…。

はぴすご生配信とアプカミ#279

やたらと4字略すといえばNHKだが、ハロプロもそういえばそうだな。


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カワイイ選手権、真琳さんの打率の高さ。よく考えるとお題の「問い詰める」をしていないんだけれども、それを忘れるくらいに心を持っていかれる。始まる前のカメラ目線の持って生き方からして只者ではない。岸本さんがいないときにはやはり小野田さんの進行というのは心強い。なにか役職を与えたほうが良いのではないか。

 


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河西さんの「弱さじゃないよ、恋は」のレコーディングが見られる。レコーディングでは全員がん全編歌うのが通例だが、視聴者は実際の歌割を知った状態で見られるのが面白いところだ。河西さんは歌い出しを担当しているのだが、実際レコーディングで歌い出した瞬間に世界が浮かび上がってくる歌声をしている。それがディレクションによってより深みを増していくのが感じられる。そしてこの曲の見せ場といえば「アーバンブルー」だけれども、ちゃんと公開されていた。その落ちサビパートのすばらしさも然ることながら、そのあとにつづくサビの歌唱が想像以上に感情的なもので、レコーディングというよりライブのようだった。レコーディング映像を見てここまで感動することはなかなかない。技術的な瑕のあるなしを超越したものだったように思うし、一方でより力強くなった河西さんの歌声も今から楽しみでならない。

平井さんのコメントも真摯かつ的確で、MC2人の組み合わせも良く、落ち着いた雰囲気の回だった。

「氏名の誕生」尾脇秀和著

江戸時代から現代に至る名前の変化。

ぼんやりと、武家は長くて幾つも名前があって、庶民は苗字もなくて名前だけあったというイメージがあり、その状態からどうやって現代のシンプルな「氏」「名」に至ったのか、という疑問を持っていたのだが、世の中の苗字に関する本は個々の由来などはあっても、苗字そのものの歴史についての説明は案外少ない。ということで長年の疑問があったわけだが、そもそものイメージが間違っていたことがわかるとともに、疑問がかなりの割合で氷解するありがたい本だった。著者が何度も繰り返すように、江戸時代の常識と現在の常識が全く異なり、江戸時代でも武家・一般と公家で全く異なるということを理解しなくてはならない。その常識の説明に半分くらい、もう半分で明治にその常識がどう転換されたかが描かれている。

武士も庶民も普通の人は「〜郎」とか「〜右衛門」みたいな名前をしていて、武士の場合偉くなると朝廷のポジションを得て、「〜ノカミ」とか「〜ノスケ」に改名する。それが一番よく使われる「通称」なのだが、別に漢字2文字の「名乗」という名前も持っていて、サインとか朝廷とのやりとりに使う。普段呼ぶのには使わないが、歴史の教科書で見られるような、通字(代々の名乗に共通する漢字1字)が入っている名前はこっちだ。また、普段使用している苗字とは別に「本姓」というのがあって、どの貴族にルーツがあるかという「設定」だ。源、平、藤原みたいな平安時代っぽいものでバリエーションが少ない。

朝廷の方は「名乗」を「実名」として重視していて、本姓と合わせた「姓名」を正式な人名として書類でも、実際に呼ぶのにも使う。ポジションの名前=官名は呼ぶのにも使うのだが、一応定員とかが決まっていて(武家の方は無制限)、昇進に応じてどんどん変わることもあって名前そのものとは見なされない。公家にも姓とは別に苗字のようなものはあるのだけれども、それは姓のバリエーションが少ないから区別に使うための「称号」に過ぎないとされる。武家と公家では各人が持っている名前の要素は同じなのだが名前の実体として捉えているものが違うというのが江戸時代の実態だ。

明治維新でこれがどう変わったかというと、王政復古が絡んでややこしくなっている。旧公家勢力が官名と実際の仕事をリンクさせることを頑張って、実際についていない仕事の官名とか、官名っぽいものが通称として名乗れなくなった。そのうえ朝廷の常識に沿って「姓名」を人名として使用することが目指された。通称は変えないといけないし、本姓など設定してなかった人もいたしで、ここまででだいぶ混乱するのだが、三院制が始まり、公家勢力が退場したことでまた混乱する。本姓が使われなくなった一方で実名を名前として使うことが続けられたので、歴史的な価値とは別に実名が前面に出るようになる。通称が宙に浮いてしまって不便だということで、結局実名と通称が「名」に統合されるのだが、ここまで5年くらいだ。展開が急すぎる。この少し後に、徴兵など戸籍管理=国民管理を強めたいという事情から、庶民も含めて全員に苗字の強制をするようになる。この段階でこだわり派はもういないので、名乗り方に制限がなかった。大体の庶民は代々のものを使ったけれども、町民で由来が途絶えてしまっているような人は新しくつけたようだ。今の苗字のバリエーションの豊富さは、この時に指針がなかったからなのだとわかる。

複雑で混乱するので何度も読み返したが、著者が若い人なのもあってか文章が平易でわかりやすい。日本史の人物の名前はどの部分をとって呼ばれているのか大体わかるようになった、と、思う。歴史に触れているといろいろなものが形骸化しているなと思うことがあるが、この官名というものの形骸化は只事でなかった。征夷大将軍というのはその一端なのだと分かる。

 

 

ヤなことそっとミュートYSM SIX TOUR in 大阪 於江坂MUSE

セットリストがほとんど思い出せないのだが、それは私が曲名をちゃんと覚えていないからだ。初めてライブで聴く曲も多かった。

印象的だったのは、

記憶とハーモニーは現体制初披露だったようだ。NINEの中でも異色な穏やかな曲調で好んで聴いていたのだが、生で見られてよかった。おそらくは現体制で最初で最後?

メジャーデビューシングルは、ちょうど転職と京都への引っ越しの時と重なっていてその時の心情とかも重なってくる。そもそもヤナミューをちゃんと聴くようになったのがその前年末くらいからで、試験勉強をしていたらコロナ禍になってしまって買っていたチケットもキャンセルになってしまったのだった。初めてライブに行けるようになった頃にはメンバー変更があり、ライブでは現体制しか見られていない。

今日やっていた曲を探すために音源を聞き返したりしているのだが、歌い方がライブとはかなり異なることに改めて気づかされる。時期的なものではなく(Re-recordingでもそうであって)、レコーティングの際のディレクションはかなり抑制的なものなのではないかと思う。作品としての完成度を重視しているのだと思う。ライブはもっと感情的だ。クローサーの時の客席に向ける情熱はすごいものがあった。特に一花さん。

それと今日とくに感じたのは彩華さんの安定感が増していて、以前感じたような1人声が浮く感じがなかった。ヤナミューはコーラスも全て生なのが魅力なのだが、その声量のバランスも良くて完成形になっている。彩華さんの声の入った音源が全くないのがもったいないが、タイミングなので致し方ないか。

あとは悔いができるだけ少ない形で最終公演を完遂することを陰ながら祈るのみで、行けないので配信で見る。

 

 

最近買ったハロー!関係の雑誌

 

なんだかんだで結構出る度に買っている気がする。本誌ってまだあるんだろうか。櫻坂の増本さんが表紙。増本さんはいつも通りかなりおかしなことを言っているが、インタビュアーが突っ込まずにそのまま流れているのが面白い。

この雑誌は多くが個別のインタビューで、かなり深いところまで聞いているのが有難い。CD journalの奇妙な言動をそのまま載せる無駄の多い構成も好きだけれども。BEYOOOOOONDSのインタビューでは、異口同音にグループの雰囲気の良さを述べていて、それは先日の武道館公演でも伝わってきたことだった。小林さんの稿は加入からの心の変化がわかるものだったし、何より人としての真っ当さが伝わってくる。「大人の集団」になっているのはSeasoningSの3人のもたらしたものだろうし、3年かけて良い方向に導いていった「大人」の存在もあるんだろうと思う。小林さんはグループの中でも特にバランス感覚とか、自分を客観視する力に優れているのが普段の様子からも、このインタビューからも感じる。歌、ダンスの課題点を科目のように捉えていて、1つずつクリアしていくと言うのが大学生らしい。クラシックの道と現状のアイドルとの関係というか葛藤というか、そういうことを話しているのも良かった。別のベクトルを目指している学生が他にもいるというのが心強さになっているようだ。それにしても、話す内容がパフォーマンスに特化しているのがハロプロらしいし、「ハロプロらしさ」をここまで意識しているというのは意外だった。

リトルキャメリア(と本人たちが言っていたのでそう呼ぼうと思う。Camelliaの発音は「kəmíːljə」のようなのでキャメリアは変な気もするが、検索すると結構あるのはCanonとかからの連想か)のうちオーディション組の3人のインタビューもある。加入後しばらく経ってからなので、問題意識が明確になっていてとても読み応えがあった。来歴もかなり詳しく語っていて、河西さんは千夜一夜の内容と合わせると充実する。河西さんは歌のレッスンを受けたことがないというのが信じられないくらいの歌声をしているのだけれども、前回の武道館の悔しさを語っていて、それが最近の活躍の様子に繋がっていると思うと喜ばしい。八木さんはとにかく「闘志」が前面に出ているのが頼もしく、歌割を得られないことへの悔しさを語っている。アドレナリン・ダメはかなり要所を八木さんが攫っているので良かった。BEYOOOOONDSがきっかけでハロプロに興味を持ったというのがなるほどという感じで、SeasoningSも今の八木さんくらいの年齢で入ってきているので、その流れも感じる。真琳さんは話していることが筋道立っていて書き言葉を読んでいるようだ。リトルキャメリアは元来のハロプロファンというわけではなかったのが共通していて、福田さんは姉の影響らしい。「アイドルらしいアイドル」になれるのかという不安を語っているけれども、「異質」と言われる自分の個性についての自信も感じる。そして、アイドルファンは技術を観にきているのではなく、1人の人間として応援してくれているというのも至言だ。

 

 

この表紙はどうしたことなのか。デジタル版だとページ数が多くて充実している。河西さんの緊張感が伝わってくる。WEB版では音楽の話をしている。

websunday.net

 

信頼のブランド、ファミ通。福田真琳さんのグラビア今月のハロ通。紫のレース生地のドレスがとても似合っている。森林がよく似合う。田舎の民家での様子も含め、今の年代にしか出せない雰囲気を捉えていてとても良い。インタビューで語っている「気が強くてワガママ」「負けず嫌い」というのは最近さまざまな場面で現れているので、素が出せるようになってきたのかなと思う。

 

 

BEYOOOOOND1St CONCERT TOUR どんと来い! BE HAPPY! at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!! を配信で見る

なぜ今なのかはよく分からないのだが、Hello! Projectのファンクラブ配信があり、見ることができた。現地はもちろん、ライブビューイングも行けなかったので有り難い。生中継がなかったのが残念だったのだが、その分スイッチングのミスとかがなくストレスがないのが良かった。曲名が全然出ないのが難だったが、ファンクラブ会員なのだから把握しておけということかもしれない。でも最後の「涙のカスタネット」にはしっかり字幕が出ていた。ライブビューイング並みの価格だったので数日躊躇したが、見てよかった。だいたいにおいてBEYOOOOONDSは期待を超えてくるし、演出にハローの他グループとは違うセンスを感じる。あと全員性格が良さそう。小林さんが言うように「優しい世界」なのだ。

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こちらの記事が良かった。よくある事象の羅列とMCまとめではなくレビューになっていて、それは良し悪しあると思うけれどもこの記事に関してはほぼ完全に同意だったので、これ以上感想を書く必要がないと思った。そう言うこともありますよね。

加えるとすれば、個人的には歌唱力の伸びを感じたのは圧倒的に前田こころさんだった。ほぼ全フレーズでこんなに上手かったっけと思わされた。持ち前の声の美しさが伝わる歌い方になっている気がする。外見の完成度は前から凄いので、かなり最強な歌手になっていると感じた。

あと、記念にハムカツを揚げました。食べてもあんな良い音はしませんが。

 

リミスタサイン会と大阪動画

動画の感想。


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釜揚げルノー。真琳さんが本当につっかえない。噛みませんと宣言していたのは、この前のイベントでのビリビリは受けませんに通じるかなり負けず嫌いなところが出ている。2000人達成宣言もそうだけれども。あと嫌がるのが見たくて豫風さんにかわいいと言ってしまうというあたりも随所に見せるSっ気が伺える。このキャラクターは守備に回ってしまうと弱点に転じてしまいやすいのが難だけれども、今後も伸び伸びやっていってほしい。サインを書くターンでは頭の回転の速さ、コメントの応用力が素晴らしかった。うるわしのカメリアと転職活動の話から「自信がないとNon!」とかすごくないですか。そしてサインを見せて笑顔になるところがいちいちかわいらしくて動画がなかなか進まなかった。

姉妹感というコメントも多いが、どちらかというと母娘っぽい。あまり最近これだけ女性口調で話す10代も少ないんじゃないだろうか。終盤だいぶ緩くなってきて、豫風さんとのテンションが高いやりとりも良かった。サプラーイズ、とか。豫風さんのこのキャラクターはこの年齢だからとか、最年少だからとかではなく、こういう人なんだろうと思う。「素直なところ」が好きと真琳さんも言っていた。言語感覚も、世界に歩み寄らずに表現しているからこそではないか。

私も申し込もうかな。

 


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年上2人組の方。どっちがしっかりしているか言い合っていたが、泥仕合だった。河西さんは緊張しているせいもあってか硬いが、辛いのが平気なので罰がただのお菓子タイムになっている。そもそも辛いものを喉が仕事の人に食べさせるのはいかがなものかと思うのだが。

八木さんのイノセントな笑い方が好きだ。八木さんは前回のシングルでも書くのが遅く、急かされているのだが今回も遅かった。河西さんがその分巻き返そうと必死なのだが八木さんは我関せずだった。突然ギャグを挟んだり河西さんを演出したりしていた。それと、なぜか、この回は「ゆっちゃん」「しおちゃん」と呼び合っていた。かわいい。

最も印象的だったのは、この1年で変化した事として河西さんが「パフォーマンスに対する気持ち」と答えていたこと。

 


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先日観覧した大阪のイベントの際に撮られたと思われる動画。前後のディスタンスがヒルカラナンデスみたいだ。岸本さんの喋りが澱みなく、ところどころは本当に面白いのでずっと聴いていられる。真琳さんが前回の「しろよ」に続いて美声でキラーワードをかましている。新大阪は帰省の際には通らないのでなかなか難しいがチーズケーキ、お土産にしてみたいものだ。

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