この世のもの

見たものと考えたこと

Hello! Project研修生発表会2024 3月「ミモザ」於Zepp Namba

ハロプロ研修生発表会はかなり久しぶりで、最後に行ったのはたぶん2017年の、まだ一岡さんも段原さんもデビューが決まっていなかった頃だ。川村さんもいて、Juice=Juice楽曲のセンターを務めていたのが一番記憶に残っている。あとは橋迫さんがまだとても小さかった。

そのあと同年の実力診断テストには行ったが発表会は全く足が遠のいていた。

林仁愛さんを見たいと昨年の実力診断テスト以来思っていたのだが、研修生ユニットの方は他でも見られているし、OCHA NORMAにはどうしても深い関心を抱けなかったのでぐずぐずとしていた。今回は新加入の研修生も見られることが判明したので、それならと思って一般発売のチケットを購入して向かったのだった。当日はつばきファクトリー7周年記念コンサートもあるのだが、ちょっと関東に行く余裕はなく敬遠した。

Zepp Nambaは初めて。1階の最後列中央付近だった。ステージが低いのか前の人が高身長なわけでもないが見えづらかった。最後列なので背伸び頑張る。まことさんを久しぶりに見られるかと思ったが体調不良で欠席。代理のアラケンさんはいつもどおり感想を抱きにくい進行をされていた。

セットリスト
  1. 色とりどり伸びよ!! ハロプロ研修生
  2. ロマンスの途中 ハロプロ研修生
    MC
  3. 桜チラリ  河野空愛・牧野永愛・林仁愛
  4. イメージカラー  上村麗菜・橋田歩果
  5. さくら満開 松原ユリヤ・小野田華凜・植村葉純・村越彩菜・吉田姫杷
  6. 胸騒ぎスカーレット ハロプロ研修生ユニット’24
    MC
  7. 恋愛奉行 BEYOOOOONDS
  8. 虎視タンタ・ターン BEYOOOOONDS
    MC
  9. おへその国からこんにちは BEYOOOOONDS
    MC
  10. ニッポンノD・N・A! BEYOOOOONDS
    MC   新メンバーお披露目
  11. ピョコピョコ ウルトラ  ハロプロ研修生新メンバー
  12. CHOちょこっとロッケンロール ハロプロ研修生ユニット’24
  13. 恋のクラウチングスタート ハロプロ研修生ユニット’24
  14. 43度  ハロプロ研修生/BEYOOOOONDS
  15. 46億年LOVE ハロプロ研修生
  16. 春恋歌 ハロプロ研修生/BEYOOOOONDS

以前は発表会の前にセットリストも各曲の出演メンバーも公式サイト上に掲載されていたと思うのだが、そういうのはもうやっていないようだ。そもそも出演メンバーが選抜されている楽曲が少なくて、ほぼ全曲が既存研修生全員または研修生ユニットのみというシンプルさだった。

研修生ユニットの7人はもとより、去年加入(35期)の3人も結構ソロパートがあって、のちに登場するBEYOOOOONDSのメンバーが語っていた研修生当時の状況とはやはり違う環境だ。皆さんの歌が聞けるのはこちらとしても嬉しい。

一番良かったのは「春恋歌」で、もちろん好きな曲というのもあるが、こう言ったゆったりした曲の方が声質がわかりやすい。35期とユニットメンバーのうちの2人によるユニゾンも多くて楽しかった。途中からはBEYOOOOONDSも合流して歌っていて、前田さんの声の美しさが味わえた。本当にいい声。

林さん

細身で背が高いので結構目立つ。鼻が高くて凛々しく、全体的には薄くてハロプロらしいお顔だ。歌はとても安定していて聞き取りやすい。今回はあんまり癖を感じる歌い方はなかった。スタッフ側の信頼を感じるのは参加しているどの曲でも後半の要所のソロを任されているところだ。たぶんもっと色々な表情を作れると思うので、楽曲や歌詞のイメージに合わせて顔を作ってきたら恐ろしいことになると思う。

仁愛と書いてにいなさん。親御さん(?)のセンスが光っている。

じん あい [仁愛]⦅名⦆
〔文〕相手をいたわる やさしい気持ち。(三省堂国語辞典

ニーナは、ヨーロッパ、特に中東欧の女性名。ニナとも表記される(こちらも参照)。語源には以下がある。

グルジアの亜使徒光照者 聖ニノ。Saint Ninoが正式だが、時々Saint Ninaまたは、Saint Ninnyと書かれることもある。
バビロニアアッシリアの豊穣の女神 Nina。イシュタルに相当する。ニノ (Nino) に同じ。
アントニーナ (Antonina)・ジャンニーナ (Giannina) などの愛称。男性形はニノ (Nino)。
スペイン語で「小さな女の子」という意味の niña。(Wikipedia

河野さん

顔がなかなか把握できないというか、見るたび印象が違う。今日見てわかったのは角度によっても表情によってもだいぶ雰囲気が変わるということだった。年齢が上の方なのもあって体格的にもしっかりしているしダンスも安定感がある。表情が豊かで見ていて楽しい。歌声は未だ把握できず。

牧野さん

一番印象が変わった。去年の実力診断テストを見た時は久々にすごいのをとったな(失礼)と思ったものだが、すごい角度で成長している、技術的に。身長はあまり伸びていないように思えて(加入時144cm)たぶん新人研修生を除けば一番小さかった。歌もダンスも全く悪目立ちするようなことはなく、むしろその妖精のようなオーラで目立っていた、主観では。小柄なのと長い髪にウェーブをかけているところが相まって漫画「ハチミツとクローバー」のはぐみみたいだったのが妖精っぽさを感じさせる要因だったかも。地元大阪ということもあって最後の挨拶も務めていた。

新人の皆さん

年上2人、と言っても中学3年生の島川さんと2年生の浅野さんが気になっている。島川さんは白かった。受け答えも堂々としていてすでに安心感がある。パフォーマンスではソロの歌割がほとんどなくて歌はよくわからなかった。チャームポイントが今日の自己紹介のテーマだったのだが、小さい手だそうだ。確かに小さかった。

浅野さんは中2にしては大人っぽいし、割と背も高い。チャームポイントは笑うとできる口の横の縦線。好きじゃなかったけど憧れの段原さんも同じ線があるので好きになったという話を聞いてしまうと応援したくなる。浅野さんは新メンバーのパフォーマンスでセンターに立っていて目立っていた。ソロパートも要所を任されていた、緊張感もあったが期待も感じる。

今回の新人は、アラケンさんがスタッフの言を引いていたのによると、グイグイくるタイプだそうで、今後が楽しみだ。

 

引き続き「ハロドリ。」見つつ、機会があればまた発表会を見に行きたい。

 

憧れの小林さんと写真に映る林さん。「仁愛」って呼ばれてる。頬を赤らめていてかわいい。

浅野さん。表情は硬いけれども縦線は見受けられる。

東京公演の様子。セットリストは一緒だった。