この世のもの

見たものと考えたこと

「ハロドリ。」を見る

ハロドリ。を今年に入ってからほとんど見ていなかったのに実力診断テストの配信が面白かったもので、慌てて見ている。思ったことをただ順不同で書く。ちなみに地上波は関西で放送ないのでBSで約1週遅れだ。

  • 晦日のカウコンでは全員で「Ice day party」。 原曲を知らないので、遠藤さんとハロプロ研修生のバージョンだけ見ていると正直言って正解がわからない。難しいのと、1人で歌うのが大変なのは分かる。これは取扱注意だ。
  • 12月研修生発表会の「王子様と雪の夜」はクリスマスライブでリトルキャメリアンが歌っていた曲だ。小野田さんの安定感が光っている。歌声は他のメンバーとは少し違った魅力があって、なんというか一昔前のJ-POP感がある。舞台裏の様子を見ていてもどういう人なのか未だによくわからない。
  • 3月の研修生発表会の準備あたり。ユニット別の楽曲は毎回微妙に趣向が変えられているが、3月のは課題曲がずいぶん古い。古いけど、ハロー!のコンサート等でカバーされまくっているので知名度は高そう。
    練習風景が数週にわたって放送されていた。川嶋さんはやはり上手い。マイクが口に近い。鼻歌っぽい歌い方がプロだ。練習での力が本番に出ればもっとすごくなる。後藤さんの眼鏡はJINSだろうか。とにかくいい声している。ラップの指導って面白い。英語の発音指導をハロー!全体でやってほしいです(ずっと言ってる)。上村さんはコメントは真面目だけれども普段はけっこう明るかった。レッスン風景見ていてもダンスが上手い。全ての動きが滑らかにつながっている。などと思っていたら苦戦のあまり涙してしまった。それでも練習を続けるところが研修生。踊りながら歌うってすごい芸能だと思うのと、自分がどちらの知識も全くないのにこうやって文章にすることの無理さを感じる。今更すぎる。吉田さんは顔立ちが90年代っぽい。上野氏は全てを教えようとしないで、テーマを絞って指導している、その見極めが先生なんだなと思う。
  • ハロプロ研修生ユニット’22~’23は飛び抜けた人がいなくてまとまりがある。気合い入れの「エイエイオー」が間抜け且つアナクロで良いのでデビューしても続けてほしい。橋田さんは独自路線で研修生でありながらどんどん仕上がってきている。このプロっぽさはあんまり他にいなかったタイプだと思う。自撮りとかは結構人工的なテイストだがレッスン風景とか裏側での素顔、特に斜めからの顔立ちが素材として素晴らしかった。耳がちょっと小さい。「ダイスキだけど付き合えない」の雨子詞は相変わらず普通言葉にしないことを言葉にしていて感動する。
  • そして実力診断テストの準備と舞台裏。これはリハーサルの映像が興味深かった。まだまだ練習途上の人もいれば、緊張の本番よりもいい出来だったんじゃないかという人もいる。川嶋さんの「ラストキッス」はより精度が高かった。林さんと上村さんの「アドレナリン・ダメ」はこう歌いたかったんだな、というのが分かるしそれがオリジナルと全然違うのが面白い。林さんはふわふわした笑顔でやっていて本番の硬い表情とは違ったので、これでやれていたらさらにインパクトあったなと思った。

「ハロドリ。」は4月から番組の構成が変わって研修生以外も取り扱うようになったのだが、研修生の時間自体は今後も保たれそうだ。まだしばらくは実力診断テストの話が続きそう。録画を溜め込まずに見よう。