目を疑うタイトルに惹かれたのと、アンジュルムの中で特に好きな2人なのと、開催地が大阪なので行くことにした。その後でコーナーの企画(投稿じゃなくて企画そのもの)を公募していたのには不安になったけれども。仕事が終わってから、2部に無事間に合った。ちなみにタイトルの読みは「まつひらけん」なので間違えてはいけない。
会場は1年くらい前に岸本・秋山・福田各氏のイベントを見たところで、最近は植村(あかり)さんとか段原さんのイベントも行われている。一時期の愛知の映画館みたいな感じか。席はD列とかなり前の方だった。開演前、阪神タイガースについての会話が聞こえて大阪感あった。
スペシャルMCがハロプロ研修生の植村葉純さん(大阪府出身)。「研」担当だ。「指差し確認、鍵、携帯、財布、牛乳!主食が牛乳です」みたいなよく分からない自己紹介していた。2日前の研修生発表会では大人っぽい表情でパフォーマンスしていたのだけれど、それとはまた全く違う不思議な少女だった。ちなみに植村さんと松本さんは同学年(新高1)で、平山さんとは研修生同期だ。
今回のイベントは配信やDVD化がないとのことだったので、内容をおぼろげな記憶をもとにだらだらと記録しておこうと思う。
「サンバ!こぶしジャネイロ」のインストで入場。だいたいサンバっぽいの(というかマツケンサンバっぽいの)を踊っている。
グッズTを着ている。あとは豹柄のスカートとかパンツとか。平山さんの足が見られなかったのが残念。グッズTはファンクラブ通販で売っているらしい。見ていなかった。黒地に3人のサンバのポーズのシルエット。着ると3人を宿すことができるという謎の宣伝をする松本さん。
6月の竹内さん卒業コンサートは横浜アリーナで行われるらしい。把握していなかった。新幹線でスーッと行けますよねと横浜アリーナへの参加を募る平山さん。
粉ものの中ではお好み焼きが好きな平山さん、焼きそばの松本さん、たこ焼きの植村さん。3人とも公演の合間にたこ焼きを食べたらしい。植村さんは牛乳を買い忘れたので家に帰って飲む。たこ焼きと牛乳とFSKで写真を撮るよう指示する松本さん。
私が想像しているのは何でしょうクイズ
1人がクイズのお題に対する答えをスケッチブックに書いて、2人が質問してそれを当てる。
なぜか客を煽る平山さん。悪い顔が似合う。松本さんは平山さんを煽りがち。それを眺める植村さん。
- 洋食といえばフライドポテトの平山さん。
洋食って、オムライスとかコロッケとかのことかと思ったら、西洋料理全般だったみたい。アンジュルムはみんなフライドポテトが好きらしい。 - お祭りで一番好きなのは焼きそばの松本さん。
夏がまだなので屋台のものが食べられていないという平山さん。
「もうすぐ夏だね(植村)」「まだ5月だよ(平山)」 - スイーツといえばショートケーキの植村さん。
- 旅行に持って行くならフィルムカメラの平山さん。
所持していないと判明→持ってないんかいと突っ込む松本さん。 - 今一番食べたいのはソフトクリームの松本さん。
割とそこまでの流れを無視して「麩菓子!」と答える植村さん。
Noが早くてちょっと傷つく平山さん。
シンキングタイムの音が時々止まってそこに突っ込む松平。
お題を決めたり、答えをスケッチブックに書いたりの間もしっかり繋ぐ松本さん。
ファンサしよー。と手を振り笑顔を振り撒く松本さん。みんな元気だねー。
「元気?何でわかるの?」と平山さんがぼそっと突っ込んでいた。
出題を相談する植村さんと松本さんの様子を指して「見てくださいこの図!」と嬉しそうな平山さん。隣に立つと松本さんの方がまだ大きい。植村さんはここから背は伸びるのだろうか。
一方で平山さんが植村さんと肩を寄せ合うと子供に何かを教える母親の図のようだった。松平は2人とも植村さんを「かわいい」と何度も言っていたし、平山さんは松本さんについても言っていた。
松本さんは1公演目では1問も当たらなかったようだがこの公演では3問正解。
どっちが本当?関西弁クイズ
大阪出身の植村さんと大阪に住んでいた松本さん。神奈川県の平山さん。平山さんが2人の示す選択肢を見てどっちが本当か当てる。
- ほかすの意味は、しまう・すてる
- 短気の意味の言葉は、ただる・いらち
とにかく例文の言い方が上手い松本さん。 - 仲間に入れて→よして・ほきて
小学生のころに大阪に転校して最初「よしてー」と言われて意味がわからなかった松本さん。
砂場とかで「よーしーて」と言っていた植村さん。かわいい。 - ぬくい→やわらかい・温かい
やわらかいという嘘の意味での例文で「ぺいのほっぺぬくいなー」と言って平山さんを照れさせる松本さん。結構どきどきする例文だ。 - 正直なところ→しょうみ・そうみ
東京でも売っているけど多分関西の方が有名なめんつゆの「創味」(ひらがなだけど)を植村さんが出したので笑いが起きてしまい、クイズにならなかった。怒る平山さん。
4問正解の平山さん。毎回頭を抱えてえーっってなって迷っているのが面白かった。
この枠は、1公演目は「研修生あるある」で松本さんが騙されまくったようで、平山さんがまたも黒い笑いを見せていた。
特に他に司会者とかはいなかったのだが、松平の2人がとにかくしっかりしていて、淀みない進行だった。特に松本さんは残り時間を袖のスタッフに確認したり、正解数を集計したりと裏方的仕事まで引き受けていたし、途中でルールを足したり提案したりと面白くなるように変化を加えてもいて、コメントの上手さ以上にそういうところに頭の回転の速さを感じた。
その2人だけだとちょっときっちりしすぎてしまいそうなところを植村さんのマイペースさがほぐしていた。客に対してのアプローチが多め&強めなのはアンジュルムの文化なのか、ことあるごとに客に問いかけたり煽ったりというのが印象に残った。気が抜けない。
ライブ
3人で、
- 「悪いヒト(ハロプロ研修生)」
研修生の経験がない松本さんと研修生同期の2人が踊っている非常に珍しいものが見られた。声が3人とも強くて人数の少なさを感じさせないユニゾンだった。オリジナルにはないフェイク(発表会とかでは取り入れているのかもしれない)を最後のコーラス部分で平山さんがやっていて、格好良かった。
松本さんは今回初めて踊ったわけだが、振りVに為永さんがいるらしく、そのインパクトの強さを松本さんが実演していた。足の伸びがすごいみたいな。
あとは2人でのパフォーマンス。ワンハーフだけれども、思ったより多かった。セットリストは箱根に旅行した時、誰もいない足湯で2人で考えたとのこと。
- 愛はまるで静電気(°C-ute)
- 愛されすぎることはないのよ(モーニング娘。)
- どーだっていいの(カントリー・ガールズ)
- 愛のダイビング(Juice=Juice)
- 素肌は熱帯夜(OCHA NORMA)
割と格好良い曲、強めの曲が多かった。この2人は色々と対照的で興味深かった。基本的にはソリッドな松本さんとグルービーな平山さんという感じか。多分ちょっと違うけど。松本さんが上手いのはわかっていたけれども、ここまで高音も低音も遜色なく歌える人だとは知らなかった。ピッチもリズムも正確で発音もはっきりしているので、歌詞が聞き取りやすい。平山さんは少し長めのパートの方が良さがよく分かるので、2人だけで歌う機会は有り難かった。抑揚とか歌い方の工夫があって楽しいし、歌っている時の表情の輝きがすごい。2人とも声量が素晴らしいので単純に聴いていて気持ちが良い。ユニゾンもきれいだった。特に1、2曲めあたりの歌いこなし方が素晴らしくて、かなり練習してくれているのがわかった。カバーでこれだけの完成度というのはファンクラブイベントではなかなか感じられない。そのうえ回替わり曲もあったようなので、頭が下がる。
最後、退場しつつ挨拶しつつの時に平山さんがけしかけて植村さんが松本さんに後ろから抱きついていた。どういう関係なんだ。
平山さんの歌い踊る姿を間近で見られてより好きになった。クイズの時の喜怒哀楽も素敵だったが、歌もダンスも表情も、一挙一動に企みがある感じがあって見入ってしまう。色々な意味で忙しくてなかなかアンジュルムまで監視の目が及ばないのだが、今後も注目しないとならない。