昨年に引き続いてTokyo Idol FestvalにJuice=Juiceが出演した。初日の8月4日の金曜日(今年も平日だ、土日は自分たち主催のものがあるからか)の配信チケットを購入して見ることができた。昨年は井上さんと工藤さんがCOVID-19でお休みで当時パフォーマンス可能な6人だけだったのを見守る感じだったが、今年は井上さんがようやく出られた一方、石山さんは体調不良で欠席。事前番組での長濱ねるさんとのやりとりが妙なフラグのようになってしまった。
Juice=Juice大好きステージ
出演者はこちら。
Juice=Juice、島崎友莉亜、新倉愛海(アップアップガールズ(2))、鈴木志乃、渡辺未詩(アップアップガールズ(プロレス))、もなかこゆ(アンスリューム)、平澤芽衣(THE ORCHESTRA TOKYO)、実玖、詩絵里(九州女子翼)、
山乃メイ(クマリデパート)、桃ノ井理子(さよならステイチューン)、広瀬みのり(CYNHN)、寺坂ユミ(純情のアフィリア)、冨樫優花(タイトル未定)、竹本あいり(Devil ANTHEM.)、寺嶋由芙、山邊未夢(東京女子流)
MC:でか美ちゃん
Juice=Juiceのことが大好きなアイドルが集合したということで、かなりの人数が集まっている。ハロプロ全体が好きな女性も多いし、その中でJuice=Juiceも好きという方もそれはアイドルの中にもそれなりにいるかなと思って見ていたが、Juice=Juiceのシングルを累計で1000枚くらい買っている人とかポップミュージックの公園に行った人とか、なかなか重度のファンの方もいて驚いた。Juice=Juiceの結成発表とかロマンスの途中とか初期の話が多くて皆さん何歳なんだろうと思ったりもしたが、まあ植村さんも現役でやっているのだからおかしいことはないか。皆さん一緒にパフォーマンスできる喜びが滲んでいて見ていてこちらも嬉しいものがあった。植村さんも嬉しさを声にしていた。
- 「『ひとりで生きられそう』ってそれってねえ、褒めているの?」
稲場さんがいた。アンスリュームのもなかさん。顔も声もちょっと似ているなと思っていたら歌声がさらに似ていた。不思議な感じだった。
このステージのためのリハーサルをやっていたようで、そのこともあってか皆さんフォーメーションも振り付けも歌割も完璧で、余興感がなかった。皆さんそれぞれに歌が上手だった。落ちサビを担当した冨樫さんは声が優しい。段原さんとか松永さんはうまく後ろ側に隠れるような歌い方をしていたように思う。
- 「微炭酸」
植村さんの旧友の山邊さんが登場して、10周年に際して同じステージに久々に立てて嬉しそうだった。「ひとそれ」にも増して、歌割もフォーメーションも複雑でよくこんなことやるなと思った。Juice=Juiceと他のアイドルのみなさんが1対1で歌うのでもなくJuice=Juiceだけだったりゲストだけだったり。植村さんと山邊さんのユニゾンは一瞬だけだった。見逃したので配信で良かった。実力者の寺島さんが目立つ感じかと思っていたらCYNHNの広瀬さんが歌いまくっていて、場を支配していた。最後のソロパートも良かったがれいるるとの3人で「信号がちかちか」のユニゾンがまた美しかった。
- 「Wonderful World」
竹本さんと井上さんは昔からの友達らしい。念願が叶って同じステージに立った。ユニゾン良かった。趣旨とは関係ないが佳林さんパートを江端さんが歌っているとそれだけで体温が上がる。声質は全然違うのに妙に合うんですよね。(プロレス)のお二人とゆめりあいの組み合わせが絶妙だった。川嶋さんも参加。持ち歌(?)が順調に増えていますね。
HOT STAGE
今年はJuice=Juiceは単独ライブは1ステージのみだった。
- 選ばれし私達
- ロマンスの途中
- プラトニック・プラネット
MC→川嶋さん合流 - プライド・ブライト
- Fiesta! Fiesta!
- FUNKY FLUSHIN'
- KEEP ON 上昇志向‼
MC - Magic of Love (J=J 2015Ver.)
植村さんが絶好調に見えた。笑顔も満開だったし声も伸びやかで厚みがあった。ユニゾンでもはっきりと聴こえてくるくらいの声量で、かつピッチも正確だった。MCもまとまっていたし(当社比)客席の煽りも結構担当していた。めちゃくちゃ頼もしかった。
3.での段原さんの「この目で分かるでしょ」が優しい感じになっていた。
MCでリーダーサブリーダーがタオルマフラーでメンバーの汗拭き。良い職場だ。
4.の江端さんの「プライド」、発音が進化していた。ダンスのキレも。川嶋さんはこの曲のあと最後まで参加。
江端さんは6.で石山さんの「素敵なミュージック」も担当していて、オリジナルな歌い方で良かった。コンサートで聞き逃した川嶋さんのソロは段原さんから受け継いだ「一度聞いたなら」だった。
7.で、オリジナルでは 宮本高木金澤の順に歌い上げる場面を井上有澤植村と歌っているのだが、真ん中で有澤さんの声の力強さと癖というか個性が効いていて良い。
最後の曲前の例の「えー」*1の間に水を飲むという新しいスタイルを確立した植村さん率いるJuice=Juice。ファンも自分たちが言い出したのでやめるわけにはいかなくなっている。
8.上手下手に負傷者の有澤さんと入江さんがいるので、そこにメンバーが集まる感じになる。カメラのスイッチングが大変そうだ。ふたりとも立つ場面も増えてきて、回復してきている様子は感じられる。
去年はJuice=Juiceのステージしか見ないうちに配信が終わってしまってちょっと後悔したので、今年はざっとだがいろいろな出演者を見てみた。そのあたりはまた別稿にしようと思う。
*1:個人的にはこれを言わせない展開のMCをしてくれると嬉しくなるが、植村さんは「えー」のあしらい方が上手いのでそれも好き