この世のもの

見たものと考えたこと

さくら学院☆2019 ~Happy Xmas~ 於舞浜アンフィシアター

さくら学院を今年度初めて生で見た。ようやく見られてよかった。

指定席だからと思って割と遅めに行ったがアンフィシアター前は長蛇の列。S席はともかくA席(私)も並んでいるのはもぎりの人が少ないから。寒い中並んで入るがS席の方に人が全然いない。認証とか引き換えに時間がかかったようで6時開演がなんと40分以上遅れた。8時までには絶対に終演しないとならないさくら学院にとって許容できない遅れだ。おそらく内容の予定変更はあったはずで生徒にも動揺があったものと思われる。曲数は予定通り演じられたと森さんが言っていたのが本当とすると、その他で内容が削られたのかな。残念なことでした。

パフォーマンスは素晴らしかった。年々クオリティが上がっているのを感じるし、現時点で転入生が全く遅れを取っていないのがすごい(学院祭は見られてない)。開演後、謎の少女(アミューズキッズらしい。この方にもちろん罪はない)の歌を見ている間に募った不安や不満が、曲が始まって数秒で吹き飛ぶのがさくら学院のパワーと魅力だなと思った。

以下雑感

  • 転入生の戸高美湖さんが全体を攪拌するような目覚ましさ。体は小さいけど動きは目立つし、歌が上手。あとASH出身なのかな、歌い方に癖があるのでソロパートのときに印象が強い。クリスマスメドレーでは山下達郎を若干物真似入りで歌っていて、完成度が素晴らしかった、それを聴くとさくら学院の楽曲ではもっとうまくなってくると思う。ソロパートの与えられ方が普通の転入生ではないので期待も大きそう。
  • 転入生でいうと木村咲愛さんは予想通りに可愛い、生で見ると小ささがより実感できる。その体をキビキビと動かして、まわりに遜色なく踊れている。遅れがちだったりしないのがすごい。野崎さんと前線でシンメトリーな配置になることが多くて、未来に期待が膨らむばかり。
    クリスマス衣裳で雪だるまの帽子とマントをしていて、気に入ったところとして顔が3つあるところというのを説明していたの、可愛かったですね。
  • 実物を見られて嬉しかったのが佐藤愛桜さんだった。表情が豊富な印象は今までなかったけれども、曲中になるといろいろな場面・歌詞に合わせてしっかり顔を作っていた。そしてそれぞれがそれぞれに可愛かった。前髪が汗で乱れてくると、立派な眉毛が現れてきて、別な種類の美少女になるのがまた魅力的でした。
  • 中3の4人が当然のように全面で引っ張っているのがほんとうに頼もしかったけど、とくに吉田さん! 歌が格段にうまくなっていたし、自信を持って歌っているのが感じられた。有友さんのダンスも鋭さを増していて、全体の印象を際立てていた感じがした。