この世のもの

見たものと考えたこと

Juice=Juice「明海大学 第30回 明海祭」於明海大学 浦安キャンパス体育館

体育館だけれども照明がとてもしっかりしていて、学園祭を見ているという感じはあまりしなかった。床のビニールは体育館だなという感じだけど。パイプ椅子が並べてあり、かなり前方だけれど端の方だったので視界はあまり良くなかった。その分、ステージ端に来たメンバーはよく見えた。佳林さんはほとんど来ませんが。瑠々さんのダンスは相当楽しめました。
そして場所の都合もあるが、音がでかかった。だんだん耳がおかしくなって(そしておそらくもともとの音響の問題もあって)メンバーの声がちょっと甲高く、きつく聴こえる傾向があった。

秋ツアーで7人ver.初披露の曲が含まれていて嬉しい限り。

01.裸の裸の裸のKISS
02.銀色のテレパシー
そもそも佳林さんの曲のようなものなので大きく変化しないのは予想していたし、冒頭のハモリは5人でもそれほど上手くは行っていなかったと思うが、しかし曲としての雰囲気が損なわれていないのが素晴らしい。今一番好きな曲かもしれない。

MC1
いつものようにあっさりとした。

03.未来へ、さあ走り出せ!
04.生まれたてのBaby Love
7人初見。この曲はあんまり歌割いじらないんじゃないかという予想に反し、かなり新メンバーが歌っていた。梁川さんが相当大事な、歌い上げるパートをほぼ完璧に全うしていたのに感動した。段原さんも味付けしっかりでやってた。ちょっと詳細は思い出せないが、とにかく良かった。感動した。最後のフェイクはせっかく2人でなのでプロのアドバイスを借りてでも面白いことをしてみたら良いと思う(金澤→植村・段原→高木→宮崎・梁川→宮本、たぶん)。しかし今日の高木さんは最大限だった。
この曲は今一番幸せな気持ち(もしくは高揚した気持ち)になれる曲か。

05.GIRLS BE AMBITIOUS
これも初見! 歌詞は完全に変わっていた。が、音がそもそも聞き取りづらい状況で初めて聞いてわからないもの多数。はやく公式歌詞がほしい。前半はかなりヒネリのない自己紹介だったかな、最近のかしまし物語みたいな。譜割がもっと格好良くなってくることでしょう。高木さんとか、どこか植村さんも相当工夫した歌い方してた。なに言ってるかわからなかったけど。周りのダンスも全然違う、面白い。
たしか1コーラス増えていたのではないだろうか、1人2・3回はソロの口上があったと思う。これはもう音源化してほしい。
そして瑠々さんの煽り! 喋ってるときの高い声だった。かわいい。けど通る。素晴らしい。フェイクはもっとめちゃくちゃやってほしい。高木さんの最後すごかったなー。

MC2
30回って何年前からやってるんだろう?という高木さんのすごい疑問が飛び出す。たぶん29年前だけどその場では30年前ということで話が進む。何してましたかという、前提のおかしな質問を学園祭でする。

06.CHOICE&CHANCE
07.選ばれし私達
どんなことが起きたって負けないわのところの佳林さんの表情が苦さを含んでいて素敵だった。
08.私が言う前に抱きしめなきゃね
これ、新メンバーを植村・宮本ペアにくっつけたのどうかと思ってたけど正解に思えてきた。年長・年少になってるのね。もとは大塚さんだったし。声的にも納得できるのが面白い。
09.Goal~明日はあっちだよ~
こういうあんまり歌割が変わってない曲も、最後に7人ユニゾンになったときに進化を感じられる。未来へ、とかもそうだ。
10.Magic of Love
佳林さんも高木さんもがんがんだった。1コーラス目終わりの佳林さん強い。瑠々さんのダンスを堪能できた。体育館にここだよ朋子が響き渡った。
11.Fiesta! Fiesta!
どうも秋ツアーも最後4曲は同じなようなのだが、MoLからFiestaっておそろしい。そりゃ汗もかくだろう。この曲は相当歌割が複雑で、7人中2人の組み合わせがいろいろ楽しめる。そして声量がどう組み合わせても落ちない。すごい。梁川さんこの曲のソロは苦手なのかな。もっと良くなりそう。

アンコール

MC3
順番に挨拶。瑠々さんは耳飾りと髪飾りがどんどん飛んでいったとのこと。梁川さんはわたあめサイダー。佳林さんは汗がすごい。そして新曲へ!

12.ネバーネバーサレンダー
前半は7人均等なくらいに歌割があったかな。後半は3トップがやはり引っ張る、そしてそこが納得できるパフォーマンスだ。曲はなかなか覚えづらそうな感じ、途中エレクトロニカ風味。2コーラス目から曲調に変化があるのが楽しかった。譜割もGroovyに。あと最後高木さんフェイクの後ろで6人歌う(踊る?)という感じ。これは武道館でもハロコンでも見られるかな。7人前提の新曲どんどんほしいですね。

  • 衣装はワールドツアーアンコール(衣装替えなし)。瑠々さんの背中が見えて美しいことに気づく。
  • 端の方ということは、佳林さんが近くに来ることはあまりなく、新メンバーが多い。
  • 瑠々さんを見始めるとなかなか目を離せない。第一、髪にウェーブをかけているのがかわいすぎる。ポップになってていいと思う。そしてダンスが独特。解釈が他のメンバーと違うし、小さい子が自分を大きく見えるのと違って、植村さんにも通じる四肢の長さを活かした、ちょっと活かしすぎた動きだ。瑠々さんだけ見ると違う曲だっけ?となるけど基本は同じことを演っているのが(当たり前なのだけど)面白い。ちょっと振りのタイミングがずれると美しくないので、そこだけ揃えたら7人7様のダンスグループとしてすごく楽しいと思う。宮崎さんも独特だし、植村さんも後述の通り。
    瑠々さんの話をもう少し書きたい。マイクの調子なのかもしれないが、声量が小さいときもあるし、案外普通に歌ってしまうときもあるけれども、それはこちらの注目し過ぎもあると思う。ともあれやはり色々な意味でまだルーキーなのだ。まだ数ヶ月、これからどこまで7人の完成度が上がっていくのか楽しみだ。こんなに成長を志向させてくれるグループも中々ないだろう。もっと段原さんの歌を聴きたい。
  • 佳林さんは相変わらず主にセンターで。全身のシルエットの完成度が上がっている。そして汗を厭わない動き。その全体を眺めているだけで脳内に何かが分泌される。存在がすごい。声は安定感をさらに増し、妙に濁らせることもなくなった。とは言え今日はちょっと音響環境が声を堪能するには厳しかった。
    最近は前髪を固めていないらしい。汗で張り付くというよりも、束になって簾のようになっていた、その奥に額や耳がある、美しい情景でした。
  • 佳林・瑠々の並びで同じ視界でダンスを眺められると非常に楽しい。全然違うけどどっちもいい。豪華だ。
  • 植村さんのダンスと四肢が伸びやかで美しかった。髪も編み込んだりして、瑠々さんの仕業かな。
  • 金澤さんの髪の長さが絶妙だ。あの髪型であと20年くらい全然問題ない感じがする。本人が飽きるだろうけど。