この世のもの

見たものと考えたこと

Juice=Juice LIVE GEAR 2018 ~Esperanza J=J DAY SPECIAL~ 於Zepp Tokyo

10月10日はJuice=Juiceの日。去年はZepp DiverCity、今年はZepp Tokyo

ファンクラブチケットで1500番台。9/11は落選したし、きっとファンが増えているのだろうなと思う今日この頃です。おかげで遅くついたけど写真も買ってから、ゆったり入場できた。
さすがのキャパシティなのでぎゅうぎゅうにはならないながらも満員ということでよかったよかった。女性限定エリアも広かった。小さいライブハウスくらいのスペースがあったのではないか。その後ろで見る。ちなみに女性エリアにはオレンジサイリウムが目立った。

冒頭の注意事項VTRで「本公演は全席指定です。」と断言される。字の出し方凝っている場合か。

ツアーは行けていない(そして行けない)のだけれど、セットリストは違ったのだろうか、多めだったから違ったのかな。*1衣装は写真の感じ見ると同じだったっぽい。

衣装

前半はミリタリー風衣装と赤い衣装の2チーム。かなともさんは今回どの衣装も肩が出てた。色気担当だから? 佳林さんはジャケットが結構ずり落ちて肩が出ていてセクシーだった。初期のわた抱き発売時に大塚さんが踊ってるとシャツの肩がずり落ちるのをからかってた佳林さんを思い出した。
後半で虎柄ピンクの衣装に黒いスパンコールのジャケットを。ジャケットの肩が大変いかつい。面白かった。あいかわらずメンバーカラーは取り入れられてなかった。佳林さんはこの衣装のときにヘアバンド用のものをして、髪を後ろで結んでいた。さゆきさんには聖徳太子見たいと分かるような分からないようなことを言われてた。
Tシャツはメンバーが着るとかわいいのはいつものことですが、実物見るとなんかプリントが洗濯に弱そうなので回避しました。

素直に甘えては曲調の割にダンスが見どころだ。終盤が特に、他の曲よりも柔らかい動きの掛け合いが美しい。
Keep on!上昇志向では初期メンバー5人が歌い、ほか3人が踊るという趣向が。なんというか情報量のより多いステージになった。ずっと別々ということでもなく8人で踊っている(うち5人は歌っている)というようなところもあった。5人のユニゾン久々に聞いたがすっきりした感じに聞こえる。るるさんまなかんと踊るやなみんは修行だったね。
本編ラスト、シンクロはしみじみと良い曲だ。冒頭の佳林さんとまなかんのところで何かもう結論・正解が出ている感じがする。
如雨露は8人で良くなった。ポップさが増した感じがする。サビの幸福感とか。
この世界は捨てたもんじゃないで終わるのは爽やかでいいですね。まなかんは泣いてたけど。さゆきさんが8番目の虹はどんな色と歌いながらまなかんを抱き寄せたから。ぐっとくるシーンでした。
この曲をやってないなとか、見られなかったとか思うには持ち曲が多くなったなという感じだ、やってない曲のほうが多いから。ともあれ最近の曲が中心だった。選ばれし私達はまたやってた。この頻度は本当に不思議。

ダンス

Juice=Juiceはみんな違うダンスをするのだけれど、それはもうそれでいいと思う。まなかんもまた他と違う、ポイントを押さえたキレのあるダンスをしている。Juice=Juiceの振り付けに新しい価値を生み出したというのは去年のるるさんにも通じるものがある。だいたいにしてリーダーの動きが個性的だ。Vivid Midnightの手をパタパタさせる動きとかだいぶ面白いしかわいい。やなみんは小さい体を大きく見せようというコンセプトだと思うのだけれど、独特の腕の動きが目を引く。でも本当に上手くなったと思う。

メンバー
佳林さんの歌の調子が、今年の夏ころからあまり良くないような気がしていたのだけど、今日見たところ完全に復調というか、以前にも増して力強くなっていたように思う。曲によって歌い方を変えているのは以前からだけれど、またそこに新たな形態が加わったように思ったのはどの曲だったか、思い出せない。
植村さんも調子がいい。どちらかというと安心感・安定感のある側のメンバーにいつの間にかなっているという印象だ。
るるさんはちょっと喉の状態が良くないのか歌いづらそうな感じがあったけれども、そのせいか若干荒ぶったような歌い方が格好良かった。特にFiesta!のソロは今まで以上に情熱的で客席もどよめいていた。


MC

いつもMC少なめのJuice=Juiceですが今回は少ないながらも面白かった。こんなに面白かったっけ。
中間のMCで、るるさんは植村さんとの舞台の思い出、クッキーが転がって夢羽さんが拾ってくれたってだけの話だけど。やなみんは誤ってさゆきさんにビンタを本当にしてしまった。やなみんの今日の発言では客席の顔がしっかり見えるのは客席に傾斜があるからか段差があるからか、という話題で「もしかして背の順に並んでます?」というのが秀逸だった、頭の回転が早いな。佳林さんは舞台終演後に泣きながらまなかんと抱き合っていたら、鼻血が出てまなかんの衣装を血に染めたという恐ろしい話を。
とにかく今回は満員だったらしく、それをメンバーは口々に感謝していた。確かに当日券も2階立ち見だった。人数的には武道館の方がずっと多いのだけれど、大きいライブハウスでぎっしり埋まるというのは、また違った感慨があるのかな。かなともさんはこんなに来てくれるのになんでもっと小さいライブハウスが埋まらないんだとか、ブログのコメントが少ないんだとか苦情をおっしゃってました。
最後のMCでは植村さんがリョウっぽく「楽しかったでーすかー」と挨拶する。言われないとなんかちょっと変な感じになっちゃったのかなと思うだけだけど。それはリョウが植村さんの良いところと多く重なるキャラクターだったからだと思う。
その流れで佳林さんもさゆきさんも舞台のキャラクターで挨拶。すごいのはやはりソーマ。最初にちょっと待ってくださいと佳林さんが言うので泣きそうなのかと思ったらソーマを降臨させていた。鬘とか、眼鏡とかなくてもソーマだった。表情と喋り方(もちろん声も)が。やー、いいものを見た。
その後かなともさんはジン回避。その流れでうろたえたのか、メロメロだった。「(客が)足腰の悪いのに」という名言も発生した。
由加さんが武道館も待ってます、ブログのコメントも待ってますとしめて美しく終わった。

 

  1. Never Never Surrender
  2. 背伸び
  3. 素直に甘えて
    MC
  4. 禁断少女
  5. TOKYOグライダー
  6. Vivid Midnight
  7. イジワルしないで 抱きしめてよ
  8. SEXY SEXY
    MC
  9. CHOICE&CHANCE
  10. Fiesta!Fiesta!
  11. 選ばれし私達
  12. 地団駄ダンス
    MC
  13. 明日やろうはバカやろう
  14. KEEP ON 上昇志向!!
  15. 私が言う前に抱きしめなきゃね
  16. 伊達じゃないよ うちの人生は
  17. Goal~明日はあっちだよ~
  18. シンクロ
    アンコール
  19. 如雨露
  20. この世界は捨てたもんじゃない

*1:調べたところやはりベースは秋ツアーで、プラスして数曲だったようだ。Vivid Midnightとかで歓声があがったのはそういうことか。